第90回記念選抜高校野球大会(3月23日から13日間、甲子園)の出場校決定を翌日に控えた25日、昨秋関東大会4強の東海大相模(神奈川)が神奈川・相模原市内の同校グラウンドで熱のこもった練習を行った。

 グラウンドにはまだ雪が残っており、ナインは室内練習場で汗を流した。ケガをしていたエース斎藤礼二投手(2年)も順調に回復。門馬敬治監督(48)は「斎藤に次ぐ投手があと2人出てくれば。新しい人間もいる。(センバツに)選ばれたあと、1カ月でどこまで勝負できるか。プロセスも大切だが、結果を見たい」と話した。

 今秋ドラフト候補に挙がる通算44発の森下翔太外野手(2年)は日々、野球日誌に「選抜優勝」の4文字をつづる。「センバツに出られたら、チームの勢いをつけるバッティングがしたい。チャンスで確実に打ちたい」と自身初の甲子園出場を前に、目を輝かせた。