第90回選抜高校野球大会(3月23日開幕、甲子園)は、26日に出場36校が決定する。

 昨秋の関東大会8強の国学院栃木は25日、栃木市内のグラウンドで練習を行った。雪が残るため、体幹トレーニングなどを中心に汗を流した。

 自身が高校3年時にセンバツで4強入りした柄目(つかのめ)直人監督(35)は「穏やかな気持ちとともに、ワクワクしています」と笑顔で話した。

 昨秋は水沢龍太朗、渡辺匠、宮海土(いずれも2年)の「勝利の方程式」で関東大会8強に進出した。同8強の高崎健康福祉大高崎(群馬)、東京大会準優勝の佼成学園などと関東・東京の6校目を争うとみられる。

 先発の水沢は「選ばれたらいいなという気持ちです」と笑顔。リリーフの渡辺は「緊張はなく、楽しみです」と話し、抑えの宮は「可能性があるのなら、甲子園に行きたいです」と目を輝かせた。