昨夏の甲子園に出場した北海が12安打で11点を挙げ、5回コールド発進した。

 投げては主将でエースの井平光紀(3年)が先発し4回5安打無四球無失点。5回からは198センチと長身で、札幌地区予選はベンチ外だった大窪士夢投手(3年)が登板し、1回無安打に抑えた。

 平川敦監督(47)は「点数も取れたし、まあまあかと。井平は地区の時より直球、変化球ともに良くなってきたが、連打を浴びたのは良くない。大窪はコントロールがまだまだだった」と話した。

 井平は「まず初戦を突破したのはよいが、次に向けて切り替えないと」と気を引き締めた。