昨夏の全国中学軟式野球決勝で完全試合を達成し、白老白翔中を優勝に導いた苫小牧中央の根本悠楓(はるか)投手(1年)が公式戦デビューした。

 6点リードの7回表から2番手として登板。2イニング、打者7人を1安打1奪三振の0封。8回裏に苫小牧中央が1点を追加し、チームの8回コールド勝ちに貢献した。根本は「ちょっと緊張もしたけど、コントロールを意識して投げました。(自己採点は)70点ぐらいですかね」と話した。

 ◆根本悠楓(ねもと・はるか)2003年(平15)3月31日、北海道・白老町生まれ。白老虎杖浜小1年から虎杖浜タイガースで野球を始める。投手は小学3年から。白老白翔中では3年春と夏に全国大会出場。優勝した夏は決勝で完全試合を達成した。昨年11月にはU15日本代表として3試合に登板し、全勝優勝に貢献。168センチ、70キロ。左投げ左打ち。血液型O。家族は両親と妹。