夏3連覇を狙う盛岡大付が逆転サヨナラ勝ちで4回戦に進出した。

 9回に2点を勝ち越されたが、直後の攻撃で意地を見せた。1死一、三塁から代打山本悠介捕手(3年)の中前適時打で1点差。その後2死一、二塁とし、2番佐々木俊輔内野手(2年)が泣きながら打席に入った。

 6球目を引っ張り相手一塁手を強襲。球が右翼線を転々とする間に一塁走者が生還し、逆転サヨナラ勝ちした。

 殊勲打の佐々木俊は「先輩たちの夏を終わらせたくなかった」と興奮気味に語った。