北海道栄が春夏13度甲子園出場の函館大有斗を6-1で破り、前身の北海道日大時代の75年以来43年ぶりの夏甲子園出場に向け好発進した。

 先発した最速145キロ右腕、才木海翔(3年)が2回にソロ1発を浴びたが、1失点で9回まで投げ抜いた。打っては4回に打者8人の猛攻で5点を挙げ逆転すると、9回にも追加点を挙げ突き放した。

 糸瀬直輝監督(43)は「才木が良いところで直球を投げてくれた。(次戦に向け)チーム一丸で1つ1つ勝っていくだけです」と話した。