福岡大大濠が投打に圧倒して大牟田を下し、4強にコマを進めた。

 先発の1年生左腕、深浦幹也投手が4回まで無安打投球。5回2安打無失点の好投で打線の爆発を呼び込み、コールド勝ちにつなげた。

 八木啓伸(ひろのぶ)監督(40)は「深浦はゲームがつくれる。投手力の整備が課題だったが、ここに来て調子が上がってきた」と頼もしさを感じていた。深浦も「力を入れるところと抜くところをうまくやれて、ペース配分を考えながら投げた」と1年生とは思えないクレバーな投球で、非凡な部分をアピールしていた。