ノーシードの藤沢翔陵が山手学院を5-0で下し、8強進出を決めた。

 先発の白坂大樹投手(3年)が「いつも通りのピッチングができた」と持ち味の打たせて取る投球で、7回5安打無失点。2番手の石井京汰投手(3年)も伸びのある直球がさえ、完封リレーを完成させた。川俣浩明監督(45)は「白坂は2試合投げていたので、自信を付けていた。石井もしっかり役割を果たしてくれた」と満足の表情だった。

 次戦は23日第1シード鎌倉学園戦だ。川俣監督は「ここまでは投手起用も計算通り。昨秋、今春4強の相手なので挑戦者のつもりで頑張ります」と意気込みを語った。