第100回全国高校野球選手権記念大会に出場する作新学院(栃木)が31日、甲子園見学会に臨んだ。グラウンド見学時間の15分間、選手は各自、ポジションに立ち感触を確かめた。

 斎藤陸人外野手(3年)は「球場全体の広さ、打席ではマウンドとの距離感。ファウルゾーンの広さを確認しました。去年も来て、外野の広さは経験していましたが、芝のクッションの柔らかさをあらためて確認しました。あまり、打球は跳ねないな、と思いました」と、見学会の収穫を話した。

 日本ハムの石井一成内野手(24)を兄にもつ石井巧内野手(2年)は、「甲子園は本当に大きくて感動しました。遊撃手のポジションに立ち、ここが兄も立った場所なんだと思いました」と、感慨深げに話し、「僕のバッティングを見て欲しいです」と、大会への豊富を話した。