昨年優勝校の花咲徳栄(北埼玉)・杉本直希主将(3年)が大優勝旗の重さに耐えながら、出場校の先頭を堂々と歩いた。

 「リハーサルとはお客さんの入りも違い、こんな中で野球ができるんだという喜びを感じた。球児の憧れの舞台で野球ができることに感謝したい。(今大会から優勝旗が新調されるため)最後の優勝旗を自分が返せてよかったです」と笑顔を見せた。

 入場行進の際にはひときわ大きな歓声があがり「連覇を期待されていると思うので、その期待に応えられるように頑張りたい」。2代目優勝旗を最後に返し、60年ぶりに新調された3代目の優勝旗を最初に持ち帰る。