札幌大谷(北海道)が09年大垣日大(東海・岐阜)以来9年ぶりの初出場初優勝を飾った。0-1の7回2死二、三塁で1番北本壮一朗遊撃手(2年)が逆転の中前2点適時打を放ち、試合を決めた。投げてもエース西原健太(2年)が1安打8奪三振で完投し、勝利に導いた。

北本は「西原が頑張っていたので、1本打ちたかった。遊撃手に取られるかと思ったが、いいところに飛んでくれた」と話した。

西原は「きのう太田(流星=2年)がいい投球していたので、今日は自分の番だと臨んだ。でも決して過信することなく、長い冬の間もしっかり鍛えてセンバツでも勝てるようにしたい」と話した。

北海道地区は来春センバツの神宮枠を獲得。北海道から2代表が出場するセンバツの選考委員会は、来年1月25日に行われる。