3年ぶり2回目の明石商(兵庫)が東京王者の国士舘(東京)を破り、初出場だった16年に続き、初戦を突破した。

2年生エースの中森俊介投手が要所を締めて、1失点10奪三振の完投勝利。昨夏の100回大会初戦(八戸学院光星戦)で敗戦投手となった悔しさを晴らした。

打線は2回2死満塁から押し出しの四球で先制すると、さらに来田涼斗外野手(2年)の2点適時打で2点を追加。終盤にも追加点を挙げ、そのまま逃げ切った。

10年ぶり9回目のセンバツとなった国士舘(東京)は先発の白須仁久投手(3年)が7回途中まで相手打線を4安打に抑えたが、7四球と制球に苦心。打線も再三のチャンスを生かせず、春の甲子園10勝目を挙げることはできなった。