シード校は市和歌山、海南、智弁和歌山、桐蔭の4校。今春のセンバツに出場し、春夏連続甲子園出場を狙う智弁和歌山は7月17日、和歌山南陵との初戦に臨む。今春の県大会初戦でも対戦。智弁和歌山が3-0で勝利しており、注目の再戦となる。黒川史陽主将(3年)は「チーム状態が悪い中で勝てた試合。状態をMAXにして望みたい」と気を引き締めた。

センバツで52年ぶりに8強入りした市和歌山の初戦は、同17日の日高高中津分校戦に決まった。同じブロックには向陽など実力校が名を連ね、米田航輝主将(3年)は「すごいブロックに入った。相手の力量にこだわらず自分たちの野球をしたい」と一戦必勝を誓った。最速147キロを誇る好右腕・落合秀市(3年)を擁する和歌山東は同14日に星林と初戦を迎える。市和歌山と同じブロックに入り、2勝すれば両校が対戦する可能性がある。

シード校の海南は同15日に熊野と、桐蔭は同16日に串本古座と、伝統校の箕島は同15日に南部龍神と初戦を迎える。

開幕は7月12日で開会式は正午から。決勝戦は同28日13時を予定している。試合は全試合、紀三井寺球場で行われる。