右肘を痛めている北陵(佐賀)のエース中尾秀虎投手(3年)が、痛み止めの注射を打って初戦突破に導いた。

けがの影響もあり6回を投げて4安打無失点、4奪三振、87球で交代した。最速は136キロと自己ベストを3キロ更新。昨秋の県大会で右肩、九州大会後に右肘を痛め、注射なしでは今も痛むが「投手があと3人いるので最初から飛ばしていける。(痛みは)アドレナリンで大丈夫です」と笑った。