第101回の岡山大会が開幕し、開会式が行われた。今秋ドラフト候補の創志学園・西純矢投手(3年)は、終始リラックスした表情を浮かべた。

選手宣誓を務めたのは、高梁日新・林浩平主将(3年)。「西日本豪雨から1年。地元を始めたくさんの方が被害に遭われました。今、私たちに出来ることは、第101回大会を全力で戦い抜くことです」と宣誓した。昨年7月の豪雨により、同校のある高梁市も被害を受けた。自宅が水没した被災者に、寮の風呂を貸し出したこともあった。

だからこそ野球ができることに「ありがたいと感じます」と話す。「感謝という言葉を使いたかった。かまずに言えたので自分的には良かったと思います」。高梁日新は、16日に岡山東商との初戦に臨む。