帯広北が昨夏覇者に終盤に寄り切られた。同点の8回、1失点で踏ん張っていたエース森寿蓮投手が四球と安打で走者をためると、犠飛2つで2失点した。

だが16年ぶり出場で1勝し、この日も1点差の接戦を演じた。快進撃の立役者となった森の「寿蓮」という名前は、ハスがどんな場所でも美しい花を咲かせることにちなむ。「最後まで自分の制球は甘かったけど、北大会で1つ勝てた。みんなのおかげです」と感謝を口にした。