山形中央は19安打14得点を奪い、攻撃の破壊力を見せつけた。「1番左翼」須田龍汰外野手(3年)は4回に高校通算30発目となる本塁打を右中間最深部に運ぶなど4打数4安打2打点3得点の大活躍。

「一番はチームの顔。打てたけれど、まだまだボール球を振っていたり見極めが出来ていない。チームとしても、もっとつなぐバッティングが出来たら良い」と慢心はない。準々決勝で対戦する日大山形は1年夏の決勝で大敗した相手。新チームでも村山地区予選では秋に5-1、春は3-5と1勝1敗。決着をつける時が来た。「相手関係なく、自分の出来ることをしっかりやって、ピッチャーと対戦したい」。投手側の足を強く踏み出す打撃の構築が結実してきた。