優勝候補の作新学院が9安打で7点を奪い、決勝に進出した。

3回に、今大会4試合目で初めて先制。4回までに2点をリードも、先発の林勇成投手(3年)が5回に3失点。さらに同点に追い付いた直後の6回に本塁打を浴びて勝ち越しを許し、追う展開を強いられた。

しかし、1点を追う7回に、6番の福田真夢外野手(3年)の適時打で逆転に成功。「自分のエラーで逆転されたので、このままミスで負けるわけにはいかない」と振り返った。

9連覇がかかる28日の決勝の相手は文星芸大付。小針崇宏監督(36)は「9(連覇)と言うより、球にこだわりたい」と気を引き締めた。