柴田が6年ぶり3度目の決勝進出を逃した。エース左腕・平間優希(3年)が初戦から4戦連続登板で3戦連続完投。敗れはしたが4戦で計653球を投げ抜いた。

9回表、送りバント処理後に脱水症状で左ふくらはぎをけいれん。約1分間の治療後にマウンド復帰し、自己最速に1キロ迫る137キロの速球を交え、6回に本塁打を許した相手を捕邪飛に仕留めた。初めてエース番号を背負った平間は「打線は多く打って引けを取らないことを証明した。打線を生かせなかった。個人的にはピッチャーが軸となってゲームを作ってほしい」と後輩投手陣に夢を託した。