智弁和歌山が延長14回、タイブレークの末、3回戦で散った。

今大会NO・1投手・奥川恭伸(3年)を打ち崩すことができなかった。

奥川と同じU18代表候補合宿メンバーの東妻純平捕手(3年)は、「奥川の変化球のキレがすごかった。狙い球をしぼっても全然打てなかった」と絶賛した。

東妻には中谷仁監督(40)と交わした約束があった。「入学したときに僕らの代で日本一という約束をした。約束を果たすことができず申し訳ない」。それでも、中谷監督から得たものは大きかった。「試合に至るまでの準備の大切さ。どうやって投手を活躍させるかを学んだ」と振り返った。 

高校野球で学んだことを生かし、卒業後はプロを目指す。