星稜(石川)は1995年に準優勝して以来の4強進出を決めた。

星稜は2回、仙台育英の1年生バッテリーを攻め、1死満塁から東海林航介外野手(3年)の右前適時打で先制。さらに満塁から今井秀輔外野手(2年)が、仙台育英先発の伊藤樹投手(1年)から左翼へ満塁本塁打を放ち、この回5点を奪った。

一方の仙台育英(宮城)は星稜の先発荻原吟哉投手(2年)に対し、1回裏一死三塁の先制機をつかんだが、後続が倒れ無得点に終わった。

星稜は3回に1死満塁として、再び今井が2点適時二塁打を放ち、さらに犠飛でこの回3点を追加した。

大量リードを許した仙台育英は4回、4番の小濃塁外野手(3年)が右翼へ今大会2本目となるソロ本塁打を放ち1点を返した。

星稜は今井のバットが好調で、7回にも適時三塁打。この試合7打点目を挙げた。その後も手を緩めず仙台育英から22安打で17点を奪った。

仙台育英は4年ぶり3度目の準決勝進出を逃した。