U18ワールドカップ(W杯)のスーパーラウンドが開幕し、星稜・奥川恭伸投手(3年)が復活を告げた。

甲子園準優勝後の疲労で投球を控えてきたが、カナダ戦で先発し、大会初登板。7回2安打1失点、打者23人から18奪三振の圧倒的な投球を世界に披露し、勝利に導いた。

◆国際試合の主な大量奪三振 高校日本代表で臨んだU18W杯では、13年に2年生の安楽智大(済美)がベネズエラ戦で記録した9回16奪三振が最多だった。

前回17年には川端健斗(秀岳館)が米国から6回途中まで15奪三振。AAA世界選手権時代の04年には涌井秀章(横浜)がパナマから8回途中まで14奪三振。12年の藤浪晋太郎(大阪桐蔭)は13個、大谷翔平(花巻東)は12個が最多。