札幌龍谷学園が函館大柏稜を8-0の8回コールドで下し、秋の全道大会は初勝利となった。

先発の右腕エース本多駿樹(2年)が7回3安打無失点。8三振を奪う力投で、流れをつくった。三振を奪っても一切声を出さず、表情も変えずにポーカーフェースを貫く。「顔に出すことで気持ちが緩む。これからも淡々と投げることを徹底したい」と次戦に向けた。

▽札幌龍谷学園の寺西直貴監督(49) 本多が初回に2安打された後、タイムを取って、バッテリーに配球を微調整するよう指示を出した。その後は、しっかり立て直してくれた。

▽函館大柏稜・奈良諒介主将(2年) 恥ずかしい試合をしてしまった。チャンスはたくさんあったが得点出来なかった。チーム力を上げて戻ってきたい。