道内の高校野球部は今-。新型コロナウイルス感染拡大でセンバツは中止。道内も春季全道が中止となり、各地区大会だけが5月中旬に延期されて行われる。各校の活動は、公立校は一斉に休止中で、私立校は再開しているチームもあれば、4月中旬ごろまで自粛するチームもある。日刊スポーツでは独自に活動状況を調査。この状況下、どのような思いで球春を待っているのかを探った。

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甲子園通算13回出場の道南の雄、函館大有斗は3月23日から練習を再開した。午前9時に始まり、準備や片付けを含めて12時には解散し、毎週月曜日を休みにしている。

元阪神投手で昨秋就任の古溝克之監督(56)は「4月中の練習試合は難しい。特に投手が投げられない。早くても20日過ぎにならないとできないのかな」と、練習不足による投手陣の負担を懸念していた。