東海大菅生（西東京）が今年初実戦で勝利した。聖望学園（埼玉）との練習試合は、5回までに5点をリード。6回以降、追い上げられたが、1点差で逃げ切った。

杉崎成内野手（3年）は4番三塁で先発出場。適時打1本を含む3安打を重ねたが、初回の凡打を反省した。右投手に変化球で追い込まれ、最後は内角真っすぐに三ゴロ。「（追い込まれるまでの）変化球を捉えないといけませんでした」と結果を受け止めた。

高校通算48本塁打の打力を誇る。甲子園は中止となったが、東京大会が控える。「チーム全体としては、後半で失点している。継投が大事になる。自分自身は、相手との駆け引きの中で捉えられるようにしたい」と口元を引き締めた。