城南静岡はあと1歩届かなかった。0-5の7回裏。1番鈴木税(ちから)主将(3年)の右前打を契機に4点を奪ったが、反撃は1点及ばず。

浜松商の部長、静岡の監督として計5度の甲子園経験を持つ船川誠監督(70)は「前半のチャンスを逃したことが大きく響いた」と振り返った。それでも、最終回に意地を見せた。鈴木主将は「みんなで野球をやれたことに感謝したい」と涙を拭いた。