中越-帝京長岡の練習試合は2回裏途中で降雨ノーゲームになった。今春就任した帝京長岡の芝草宇宙監督(50)にとっては公式戦を含めて初の対外試合だったが、水を差された形に。それでも県高校夏季大会(18日開幕)に向けて、自らとチームを引き締める好材料になった。

 

帝京長岡のエース吉田は4番右翼に入った。ノーゲームになり予定されていた登板はなかったが、2回表に先頭打者として中越・佐藤旦の直球を中前にはじき返すなど非凡な打撃センスを披露。「絶対に打ってやろうと思った」と負けん気の強さも見せた。「中越はどっしりしていた。うちも声を全員で出せるようにしないと」。初の対外試合、主将としての目線で課題もみつけていた。