埼玉県高野連は17日、さいたま市内で運営委員会を行い、8月8日開幕の独自大会で、3年生部員1人につき保護者2人までの観戦を認めると発表した。

3年生部員が少なく、最上級生の保護者が20人に満たない場合に限り、合計20人を上限に、下級生の保護者の入場を認める。野球部員は全員観戦可能だが、各球場のガイドラインによっては、さらなる人数制限などの可能性もある。プロ野球のスカウトも球団からの申請があれば、制限付きで認める。チケットは販売されない。

試合中は熱中症対策として、マスクの着用は義務付けないが、入場者全員の検温や、試合ごとの消毒を実施するなどして、感染対策を行っていく。坂上節会長は「できる限りの対策を講じて、子どもたちの力を発揮できる場を作っていきたい」と話した。

抽選会は21日に責任教師による代理抽選で、各地区ごとに行われる。