学法福島のエース左腕・辻垣高良投手(3年)が22日、全国一番乗りでのプロ志望届提出の意向を持っていることが分かった。「どうせなら1番で出したい」という本人の希望で、8月1日の受け付け初日に合わせ、今月31日中には県高野連に書類を提出する予定だ。

辻垣は昨秋、9試合85回を投げて89奪三振、防御率1・05と圧巻の投球を見せ、53年ぶりの県制覇をもたらした。「福島のドクターK」にはすでにNPB12球団が注目。夏の選手権の代替大会では、初戦18日の光南戦で11三振を奪いながら敗れたが、最速を5キロ更新する143キロをマークしていた。8月29日から始まるプロ志望の高校生を対象にした合同練習会(トライアウト)にも参加する予定。