履正社と四條畷の3回戦は、3回降雨ノーゲームにより、仕切り直しとなった。

試合は履正社が初回に今秋ドラフト候補の4番関本勇輔捕手(3年)の右前適時打で1点先制。父で元阪神の関本賢太郎氏(41)が見守る前で4番の役割を果たしたが、試合序盤から降りはじめた雨がだんだんと強まり、3回2死二塁、関本の打席で1ボールとしたところで試合が中断。雨の降る勢いは衰えず、3回裏途中で降雨ノーゲームとなった。

関本は「天気が悪いので、どうなるかと思っていた。もう1度やらせてもらえるので、準備していきたい」と再戦へ、気を引き締め直していた。

この日は5球団が視察。今月中旬の練習試合に続いて視察した阪神和田テクニカルアドバイザーは「ゾーンにきた球を打ち損じないで1球に仕留める。バットコントロールの良さだね」と、OBの息子の素質を改めて高評価した。

再日程は調整中。今大会の期間は8月10日まで。大阪府高野連は、大会の完遂を目指す意向を示している。