神奈川大付が乱打戦を制し、初戦を突破した。2回までに7点を奪い、最大5点差をつけるも、7回表に7-8と逆転を許した。直後の攻撃で同点に追い付き、なおも2死一、三塁で2番菱山聡一朗内野手(2年)が左翼へ勝ち越し2点適時打を放って、逃げ切った。菱山は「自分のエラーで逆転されたので、チャンスで回ってきて、絶対に打つという気持ちで打席に入りました」と振り返った。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、全体練習を再開して2週間ほど。対外試合は行えず、3回の紅白戦で仕上げてきた。「3年生の先輩が4人しかいなくて、3年生が主体だけど、自分たちも主体となってやらせてもらっている。その中で、最後の大会なので3年生たちを最後まで野球させてあげたいです」と意気込んだ。