昨夏の甲子園出場校・日本文理が、昨秋の県覇者・北越を7-0の7回コールドで破り、準決勝進出を決めた。

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北越の大黒柱、エース阿部柚士郎投手は「やってきたことはしっかり出そうと思って臨んだが力負けした」と潔く結果を受け入れた。

5回途中9安打5失点で降板し、左翼に回った後も外野から声を出し主将らしくチームを鼓舞。新型コロナウイルスの影響の中、大会開催にこぎつけたこの夏。「先が見えない中、あきらめずにみんなで野球をやってきた経験は今後に生きる」と前向きに自身の高校野球を締めくくった。