大阪の夏は、横綱対決で幕を閉じた。準決勝で打ち止めという異例の夏に、昨夏の甲子園王者・履正社が9-3で宿敵・大阪桐蔭を圧倒。府内の夏に限れば、21年ぶりにライバルを倒した。

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大阪桐蔭に、またも楽しみな2年生投手が現れた。6回から3番手で登板した松浦慶斗投手が、プロスカウトのスピードガンで最速150キロをマーク。走者を背負いながらも、強力履正社打線を3回4安打無失点に抑えた。

7日の上宮太子との5回戦では、同じ2年生右腕の関戸康介投手が、自己最速を更新する154キロを計測。今後の活躍に注目だ。