仙台育英が東陵を7回コールドで圧倒し、9年連続の4強入りを決めた。4番・吉野蓮内野手(2年)が3回無死満塁で左前適時打を放つと、打線に火がつき大量5点を挙げ突き放した。

守りでは古川工戦で7回4失点だったエース右腕・伊藤樹(2年)が3安打完封。須江航監督(37)は「背番号1にふさわしい投球だった。ピンチではギアを上げられる余力を残して、1四球だったのは秀逸」と評価した。