10年ぶりの優勝を狙う北海が、町立高の知内を下し、準優勝した14年以来6年ぶりの決勝進出を決めた。

5回1死一、二塁で2番大津綾也捕手(2年)が、先制の中前適時打を放ち打線に火を付けると、この回一挙4点を挙げた。先発のエース左腕、木村大成(2年)も、9回3安打10奪三振で完封と、バッテリーで勝利を呼び込んだ。

大津は「しっかり、後ろにつなごうという気持ちが結果につながって良かった」。女房役の決勝打に、木村は「捕手の大津がいいところで打ってくれたので、気持ちが入った」と感謝した。