東海大甲府(山梨)が、5年ぶり6度目の出場となるセンバツに新ユニホームで臨むことになった。7日、村中秀人監督(62)が明かした。

センバツの初戦は、昨秋の関東大会準々決勝でサヨナラ勝ちした系列校の東海大相模(神奈川)が相手。ユニホームはどちらも伝統のタテジマだ。相模は濃い青。甲府はグレーが基調となっていたが、より青に近い色に変更した。ミズノ社製で、巨人と同じ生地を使用する。東海大相模OBで、巨人原監督と同期の村中監督は「マリンブルーのような、すごくいい色ですよ」と笑顔で明かした。すでに採寸は済んでおり、甲子園でお披露目となる。主軸の久井竣也内野手(2年)は「楽しみです」と話していた。

この日は神奈川県内で練習試合を行い、主力が出場した1戦は19安打15得点で快勝した。エース若山恵斗投手(2年)は7回を被安打9の3失点(自責0)、6奪三振と好投したが「テンポの悪さが出てしまった。まだまだ課題があります」と反省していた。

2ランを放った久井は「直球が来ると思って、待っていました。冬の間の課題にしていた逆方向に本塁打が打てたので、成長できたかなと思います」と手応えをつかんでいた。【保坂恭子】

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