明豊(大分)の1番幸(ゆき)修也内野手(3年)が、大会第9号となる先頭打者本塁打を放った。

初戦、2回戦と2番だった幸は、初めて1番に入った。初回、先頭で2球目に高々と一塁側へファウルを打ち上げた。しかし智弁学園(奈良)の一塁手が落球。アウトにならず、フルカウントから智弁学園・先発西浦王雅投手(3年)の直球をとらえ、左翼席へ運んだ。

主将も務める幸は、ベンチに向かってガッツポーズし、ダイヤモンドを1周した。

◆先頭打者本塁打 明豊・幸が記録。初回表の先頭打者本塁打は17年の藤原恭大(大阪桐蔭=対履正社)以来14本目。初回裏は9本出ている。