19校が参加する高校野球の春季九州大会(24日開幕、大分・別大興産スタジアムほか)の組み合わせ抽選会が15日、大分市内で行われた。

優勝争いは推薦枠で参加する明豊(大分)、福岡大大濠(福岡)、大崎(長崎)、宮崎商(宮崎)、具志川商(沖縄)のセンバツ出場組5校が軸だ。

決勝まで5試合無失策の堅守を武器に、初の準優勝に輝いた明豊は初戦で宮崎大会を制した日南学園との対戦が決まった。

今秋ドラフト候補の最速140キロエース左腕・毛利海大(かいと)投手(3年)を擁し8強入りした福岡大大濠は、鹿屋中央(鹿児島)と津久見(大分)の勝者が初戦の相手だ。

昨秋の九州大会王者、大崎は沖縄大会優勝の興南、宮崎商は熊本大会優勝の東海大熊本星翔、具志川商は佐賀大会優勝の東明館と初戦。九州国際大付(福岡)と大分県内屈指の公立進学校、大分舞鶴の県チャンピオン対決にも注目が集まる。