十勝、旭川、空知、北見、釧根、函館、小樽の7地区で代表決定戦が行われ、旭川地区は旭川大高が延長12回の末、プロ注目の旭川実エース右腕、田中楓基(3年)を打ち崩し、2年ぶりの全道進出を決めた。

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旭川実・田中楓は地区で姿を消した。延長12回180球を投げきるも、11安打8失点を喫した。この日の最速は自己最速に3キロ届かない143キロ。味方から5回までに、4本塁打などで7得点の援護を受けたが、リードを守れなかった。昨秋全道で準優勝に終わり、逃した甲子園。ラストチャンスの夏へ、「初球からストライク先行で投げられるようにしていきたい」と成長を誓っていた。