札幌藻岩が84年以来の南北海道大会進出に王手をかけた。

3回に先制し、なお1死満塁で高橋宗太郎投手(3年)が右前に落ちる走者一掃の適時二塁打。その後も打線がつながりこの回一挙9得点。4回にも8得点と札幌啓成を圧倒した。高橋は「狙って打てたのでよかった。全道を目標にここまでやってきた。全て出し切れるように」と代表決定戦へ気合を入れた。(札幌円山)

●2回戦で敗れた札幌啓成の奥山琉成主将(3年) 後輩のおかげでここまでこられた。高校野球でついた体力を今度は勉強にいかしたい。