プロ注目右腕の専大松戸・深沢鳳介投手(3年)が初戦から抜群の投球を見せた。

「自信のある球に、打者の反応を見たかった」と、真っすぐとスライダーだけで勝負。5回を2安打9奪三振の無失点と手応えをつかんだ。

1週間前までは調子が上がらなかったが、持丸修一監督(73)のアドバイスでテークバックを大きくとるフォームに修正。「球の走りが感じるようになった」と初戦に備えてきた。

持丸監督は、初戦でのエース起用を「夏の初戦は難しい。チーム全体に安心感を与えるために、深沢の先発を決めた」と明かした。深沢の好投に打線も応え、11安打で14得点を奪った。

深沢は、今夏の目標を「甲子園に出て勝つこと」ときっぱり。今春、果たせなかった甲子園1勝へ。専大松戸の夏が始まった。

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