川口市立が、4人の継投でパーフェクト試合を達成した。試合時間は、わずか1時間7分。5回コールドで初戦を突破し、鈴木久幹監督は「初戦なので緊張するかなと思っていましたが、のびのびとやってくれた。ベンチの雰囲気も良く、元気にやっていた。まずは初戦、勝ててよかった」と話した。

先発は、エース右腕の原口稜平投手(3年)。伸びのある直球を軸にテンポよく投げ込み、2回を4奪三振で、26球。試合の流れをつくった。

2番手の左腕、里川知優投手(2年)は3者連続三振を奪うなど2イニングを24球で抑え、5回は千村岳史投手(3年)が2/3、最後を4番の松田優樹投手(3年)がしめた。

原口は、1回は全球直球勝負で抑え「思い切りいけと言われていたので、全力で投げました」と振り返った。

3回以降は、ベンチからチームメートを声で鼓舞し「打たれないように、早めに打ち取った結果がノーヒットになった。いつも一緒に練習をしている選手なので、安心して見ていられました」と笑顔だった。