神戸弘陵が六甲アイランドを7-1で下し、3回戦進出を決めた。

神戸弘陵は初回、先頭・中田千尋内野手(3年)が死球で出塁。二盗を決めると、3番・山河斗真外野手(3年)の二飛でタッチアップ。三塁を陥れる。そして暴投で本塁へ。中田の好走塁で先制に成功した。打線はその後も着実に得点を重ね、六甲アイランドを引き離した。

投げては先発の芝颯悟(そうご、2年)が、7回を2安打無失点に抑える好投を見せた。

8回にはプロ注目の時沢健斗(3年)がマウンドへ。最速148キロ右腕は「夏の独特な雰囲気にのまれてしまった」と制球に苦しみ、1回を1安打1奪三振4四球1失点と乱調だった。

試合後、岡本博公監督(40)は「初戦ということもあり点差ほど楽な試合ではなかったが、勝って勢いをつけることができた。次戦ではファーストストライクを狙うといった自分たちの野球をしていきたい」と語った。