第103回全国高校野球選手権(8月9日開幕、甲子園)の北北海道大会が15日、旭川スタルヒンで開幕する。14日、出場16校が公式練習を行った。

稚内大谷が春の大敗からはい上がってきた力を示す。今春は地区2回戦で士別翔雲に2-9の7回コールド負け。本間敬三監督(37)にとっては就任8年目で、地区予選初のコールド敗退だった。会場の士別から稚内までの移動の間、3時間半のバスミーティングで気持ちを切り替え、夏の地区突破につなげた。同監督は「悔しさ、情けなさを全員が自覚した。挑戦者としてやってきたことが結果につながれば」と話した。