聖和学園が延長12回、仙台商にサヨナラ勝ち。8年ぶりの4強入りを決めた。12回1死一、三塁。2番大角颯汰(3年)が右翼線にサヨナラ打を放ち、仲間と喜び合った。

この打席まで4打数無安打。内角高め直球をはじき返した大角は「最後は気持ちで打てた」。延長を制した東北生活文化大高戦に続き、11安打3失点完投のエース右腕・小林直生(3年)は「制球がよくなかったけれど最後まで粘れました」と計164球を振り返った。