第7シードの秋田南が、5-3で秋田商に競り勝ち、決勝に駒を進めた。

3-3の6回無死一塁。5番下間拳真外野手(3年)が、左翼ポール際へ勝ち越し2ランを放ち、これが決勝点となった。「甘く入ってきたスライダーを思い切り振り抜いた。チームに勢いを与えられた」と、公式戦初本塁打を笑顔で振り返った。

決勝は23日、最速157キロ右腕、風間球打(3年)を擁する明桜と対戦する。石川聡監督は「早いボールの対策はやってきた。自信を持って、選手を送り出したいと思います」と意気込んだ。