神奈川県高野連は24日、今春センバツ優勝の東海大相模が、開催中の神奈川大会への出場を辞退すると発表した。登録メンバー17人が新型コロナウイルス陽性判定を受けたことで、同校の野球部が活動禁止となったため。この日、行う予定だった藤沢翔陵との準々決勝は、藤沢翔陵の不戦勝となった。

今夏を最後に退任することを表明していた門馬敬治監督(51)は「このたびは、本校野球部で新型コロナウイルス感染による多数の陽性者を発生させてしまいましたこと深くおわび申し上げます。

また、それに伴い全国高等学校野球選手権神奈川大会を辞退することに対しましても、関係者の皆様に多大なご迷惑をおかけしましたことを深くおわび申し上げます。

現在、管轄の相模原市保健所と連絡をとりながら、最優先で生徒への対応を行っております。健康状態を把握しながら、状況を見守り、さらなる感染拡大を防ぐことに全力を注いでおります。

生徒の心中を察していただき、ご理解いただきますよう、よろしくお願い申し上げます」と学校を通じコメントした。

門馬監督もPCR検査を受診し、陰性だった。