東京学館新潟は02年秋以来の決勝進出は果たせず、7日の第3代表決定戦に回った。

先発の羽吹幸隼投手(2年)は4回2/3を投げて被安打1ながらも12四死球を与え、7点を失ってしまった。「自分でリズムを壊して、バタバタしてしまった。精神面を立て直せず、相手のバッターが普段より大きく見えた」とまさかの大乱調を悔やんだ。それでも打線は1-7の7回に2点を奪うと、9回には4安打を集中させて3点を返し、1点差に迫る粘りを見せた。旅川佑介監督(39)は「いい経験になった。1日空くので、選手たちとしっかり詰めて、次は勝ちたい」と話した。