下妻一が両校合わせて26安打の打撃戦を制し、4強入りを決めた。

5-5の同点で迎えた8回裏1死二塁から小野太輔捕手(1年)の内野ゴロが敵失を誘い、二塁走者が生還。これが決勝点になった。鶴見知輝監督(35)は「心臓が何個あっても足りませんね。最後は粘り強く勝ってくれました」と笑顔で振り返った。16安打を放った打線については「とにかく選手たちが頑張って振るんです。よく打つ子たちなんですよね」とたたえた。

守っては先発の冨沢拓翔投手(2年)が完投。10安打を許したが、粘りの投球でチームに勝利をもたらした。5回までは2安打投球で「序盤は良いテンポで投げることが出来ました。後半はつくば国際さんの打線が強力でしたが、バックを信じて投げました」とこちらも笑顔だった。