二松学舎大付は、あと1死からのサヨナラ負けで、センバツ当確を逃した。

9回2死満塁から打たれたサヨナラの打球は、背走する右翼・親富祖凪人外野手(2年)のグラブに当たってから、こぼれ、フェンスに達した。

試合後、市原勝人監督(56)は「あそこで捕るか、捕らないかで、甲子園に行けるかどうかが決まる」と、親富祖に勝負を決める球際の大切さを諭した。

センバツ当確を逃した状態で、冬を迎える。「甲子園は優勝して行くところだと思います。夏を目指すというところですが、もしかしたらというモチベーションで選手が成長できるなら『諦めるな』と言います。逆効果になるなら『諦めろ』と言います。プラスになる方向でアドバイスしたい」と話した。